独り語り

十分な手当てをしたいけれど、人には腕は2本しかない

認知症にしろ、依存症にしろ、他の疾患にしろ。 従来のやり方とは違った新しいアプローチでの治療についた本を、時々読んでいる。 新しいアプローチといっても、そんなに目新しことを言っているようには、思えない。 基本的には「手をかけた治療」をしましょ…

スッキリするのではなく、気持ちよくさせるんだよね

愚痴を言う やり方が下手くそな愚痴というのは、心のわだかまりの吐き出しではなくて、誰かのdisりになってしまう。それが過度になると、誰かへの攻撃にしかならない。誰かへ攻撃したということは、当然反撃を受けてもしかたがない。時々、「愚痴っていただ…

おぼろげなモノを見つける

「自分」って、どんなものですか? 自分のことがわからないという人がいるじゃないですか。自分自身のことを理解して、自分のことを語るって、ものすごく難しいわけですよ。だから、わからなくて当たり前っていう話でしてね。ところが、そこをこじらせすぎち…

今の精神科医に求められるスキル

これからの精神科医に必須の治療スキル これからの精神科医のスタンダード。どんなものになるのか、わかりませんが…… 少なくとも一世代は古手の精神科医である自分に言わせてもらうと、精神科医であるからには、やはり統合失調症が診れる医者であって欲しい…

しかたないことって、ありますね

同床異夢 【同床異夢】どうしょういむ 〔陳亮「与二朱元晦秘書一」による。同じ床(とこ)に寝ていても見る夢は異なる意〕 行動をともにしながら意見や考え方を異にしていること。 #daijirin— psykoma (@psykoma) 2015, 6月 11 Barcelona lovers / aesedepec…

「治してくれ」と言われるよりも……

とある診察を振り返って…… 「治してくれ」と言われるよりも、「良くしてくれ」とか「楽にしてくれ」と言われる方が、上手にやれるんですよね。 「治す」っていうのと、「良くする」っていうのとで、実際にやることが大きく変わるのかって言われると、そんな…