「幻聴」 制御するか 無視するか

 今日、気になったツイート

 このツイートの元記事は、こちら。


統合失調症による幻聴をアバターで改善する試み | スラッシュドット・ジャパン

これって、症状の「外在化」みたいなものなのかしらん。「幻聴さん」のように、症状との付き合い方を変えることができると、少し楽になるケースはある。

「聞き流す」というのは、よく使うフレーズだけれど、なかなか難しい。

そりゃ、症状が無い方がいいに決まっている

統合失調症の患者さんや家族の「幻聴を無くして欲しい」という思いは、十分に了解できる。ただ、「無くす」ことを意識し過ぎると、逆に「幻聴があること」を強く意識するわけで、なかなか上手くいかない。

患者さんによっては、幻覚や妄想などの症状が、「次第に遠くなっていく」感じで消退していくことがある。

その一方で、「無くしてしまおう」という意識が強すぎる患者さんもいる。そうなると、遠くなって消退しようとしている症状を意識することで、「自分に引きつけてしまって」いるんじゃないかと思える時がある。
なぜなら、「考えないようにするということは、それを強く意識していること」になるから。

 


Hear No Evil Monkey / Enokson

 

精神症状への理想的(?)なアプローチ

統合失調症の陽性症状へのアプローチ。

薬物療法で、ある程度症状を沈静化させる。その後、病気の告知・説明をして、相手に合わせた疾患教育をする。そうやって、疾患との上手な付き合い方を模索しながら、実際の生活の折り合いをつけていく

これができれば、「理想的」なんだけどね。

ちなみに「外在化」について

「外在化」という言葉は使っていないけれど、そのあたりをテーマにして、以前に描いたブログ記事がこちら。

呟ききれないこと: 心あたたまる精神療法をみた