相手の話を因数分解する

目にとまったツイート

「不良が更生した時に、どのように評価するのか」という問題は、いつもモヤモヤしていた。このツイートで、ちょっと目から鱗が落ちたような気分。

このツイートのポイントは、「昔の俺頑張った」点と「昔悪かった」点を区別できるかどうか。話す側は混在して話をするから、聞く方がしっかりと選り分けて判断しないといけない。

相手の話を分解して、整理する

患者さんの訴えに対しても、医療として受け入れられる部分と受け入れられない部分を判別して整理することが大切。
治療の限界設定をする時なんかが、特に。訴えの内容を整理したうえで、治療の方向性を相手に提示する。そうでなければ、医療者と患者さんの間で治療についての共通の認識を持つことは難しい。訴えの表面的なところだけをとらえて判断すると、ややこしい治療になってしまいがち。

つまり、患者さんや家族が訴えかけてくる話の内容を因数分解するように細かく分解して、それぞれについて解釈して整理する。この作業ができるようになると、臨床力も上がってくるのではないかしらん。


Studying / scui3asteveo

患者さんだけでなく、身体科の治療者からも、色々な要素が混在した紹介をされることがある。

「おかしな行動をするから、幻聴があります」
「わけの分からないことを言うから、統合失調症です」
「高齢者がきちんとできていないから、認知症です」等々

 それに対して

「おかしな行動」とは、どんな行動をとっているのか?
「わけの分からないこと」って、どんなことを言っているのか? どんな状況で言っているのか? そもそも本当にわけのわからないことなのか?
「きちんとできていない」の”きちんと”って何? どれくらいできなくなったのか?

それぞれの内容について、きちんと吟味できる能力が求められんだよね。

プロとしては。