今の精神科医に求められるスキル

これからの精神科医に必須の治療スキル

これからの精神科医のスタンダード。どんなものになるのか、わかりませんが…… 
少なくとも一世代は古手の精神科医である自分に言わせてもらうと、精神科医であるからには、やはり統合失調症が診れる医者であって欲しいなぁと思ってしまうんですね。

自分みたいなのが、精神科医になった時から、「統合失調症は軽症化した」みたいなことをさんざん聞かされました。その自分が、「激しい統合失調症が少なくなった」って思うくらいですからね。
今の若い精神科医が、どれくらい統合失調症が診れるのかって、色々と考えてしまうんですよ。

いまどきの精神科医が求められるスキル

ここ数年で精神科医になる人は、「発達障害がそこそこ診れること」とか、「うつ病双極性障害が区別できて治療できること」とか、そういったものが重要視されちゃうような気がするんですよね。
じゃあ、「統合失調症の治療」は、どれくらい重要視されるんだろうかと……、考えすぎですかね。

あなたの考える統合失調症とは

統合失調症とは、どんな病気なのか」という答えを、自分の中に持っている精神科医は、どんな治療にも強いんじゃないか。時々、そう思えてしまうんですよ。

軽症の統合失調症は、いろいろな患者さんのように見える場合がありますからねぇ。時には、「発達障害じゃないかと周囲が疑っている」場合もあり、「不安障害のような主訴で受診する」場合もあり。
逆も然りで、「統合失調症と疑われた、○○という疾患の人」というのも、わりと目にしますから……

操作的診断基準ではっきりと判断することが難しいケース。そういった時でも、力のある治療をするためには、診断に対する「自分自身の確固たる判断」が必要になりますからねぇ。
そういうものを持っている人は、良くも悪くも、力のある治療ができるんですよね。

統合失調症」って、精神科医が自分の治療について考えるには良い材料じゃないかと……


The Point Is... / kamshots

やはり、自分も老害の仲間入りですかね