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おぼろげなモノを見つける

「自分」って、どんなものですか?

自分のことがわからないという人がいるじゃないですか。
自分自身のことを理解して、自分のことを語るって、ものすごく難しいわけですよ。だから、わからなくて当たり前っていう話でしてね。
ところが、そこをこじらせすぎちゃうと、「旅に出ないと見つからない」なんて思い始めちゃうんですよね。そのまま、自分探しの旅の定番みたいな、ありきたりなところに旅しちゃう。そんな変なことになったりして……

そもそも、「自分そのものを、きちんと語ろう」なんて、ものすごく目標が大きいわけですよ。だから、目標を小さくしちゃうと楽なんですよね。
小さくするっていうのは、例えば「自分が好きなもの」を語るっていうことになりますかね。このくらいだと悪くないんですけれど、それでも、ちょっと大きめなんですよね。ちょっと油断すると、どんどん話が大きくなっちゃうから気をつけないといけなくて。

どんな風に大きくなるのかと言うと……
テレビで見た可愛い女の子が気になっただけなのに、いつの間にかアイドル論を語ったりする人って、いるじゃないですか。あんな感じ。収集つかなくなっちゃうんですよね。「○○論」を考えるのに慣れていたらいいんですけど。下手に語りだすと収集つかなくなったり、こじらせたりしちゃうんですよ、やっぱり。

ただ「○○って、女の子が可愛かった」って気にとめる。
それでいいんですよ。
きちんと気にとめるってことが、大切でね。

別にこだわらなくてもいいんですよ。
次の日には、別の女の子が気になっちゃたりする。そういうのって、当たり前のことなんですけど。そしたら、「xxって、女の子も可愛かった」って、きちんと気にとめる。
それでいいんです。
そうじゃなくて、前の日と同じ子が気になったら、「○○って、やっぱりいいね」って気にとめる。
こうやって、きちんと気にとめることを繰り返す。繰り返していくうちに、自分が気にとめるものがどんなものかって、おぼろげに分かってくるんですよね。

そのおぼろげなモノっていうのが、「自分自身を形づくるものの一つ」なんですよ。おぼろげなままでいいんです。
ただ一つだけはっきりさせるよりは、たくさんのおぼろげを見つける。そうすると、「おおまかな自分自身」がわかってきます

それで、いいんですよ。


Eyes / pedrosimoes7

つまらない話で、すみませんね。