かつてのM-1と、今のM-1と、

かつてのM-1って、良くも悪くも「島田紳助松本人志が考える、『今』面白い漫才」を決める番組だったわけで。今回のM-1は、何を目指していたのかしらん。そこがわからないんだよなぁ。

「『今』面白い漫才は何?」、「10年やっていて、このシステムで評価されない漫才師は、人生を考えるべき」。
これが、かつてのM-1の裏にあったメッセージだからなぁ。こういったメッセージを打ち出しているところが、いかにも島田紳助

「漫才とは何か?」問題が一番顕著に現れたのが、立川談志師匠がテツandトモに言った、あの一言。談志は、テツandトモが面白く無いといったわけじゃなくて、むしろ「面白いんだけれど、これって漫才じゃないよな?」っていう確認だったと解釈している。

アカデミー賞も、「当面ハリウッドは、映画とは○○といったものだと考えています」というメッセージ性が強いんだよなぁ。だから、それを考えなくて、「あの映画って、アカデミー賞だけれど、面白くない」って言っちゃうのは、ちょっと恥ずかしいこと言っちゃってる可能性があるので……

今回のM-1。審査員の面子が「漫才を現役でやっている」人が主体だったから、「今の面白さ」の考察ができても、「漫才とは何か?」を考察するまでの立ち位置じゃないんだよね。
特別な意味がある番組じゃなくて、単なるスペシャル番組として割りきったほうがいいのかなぁ。

 

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追記:

何となく気になったAKB(正しくは、HKTか)の人のツイートも貼っておく