あえて、不便を選ぶ

睡眠導入剤抗不安薬を調節している時の処方。

20mg錠 1錠に変更できる場合でも、あえて10mg 2錠の処方にする。
こういった処方にすることは少なくない。

治療の経過から、患者さん側から変更後、「薬が強すぎる」という訴えが出た(そういう状況が予想される)時、「次の受診までに、1錠に戻して飲んでみてください」と指導して、ある程度の期間しのぐことができるからなんだけれど。

 

薬を半分に割ればいいじゃないか。
場合によっては、患者さんの金銭的な負担が増える。
薬の数が多くなると、病気が悪くなったように感じる。
……などのデメリットがあることも認める。

 

そこは、それ。
そのデメリットの方が表面化することと、次の受診までの期間のお互いの不安を軽減することができることのバランスの問題になるわけで。
ここの判断も、治療の見立てが求められるところなんだけどね。

まぁ、「薬の数が多くなる」デメリットについては、思わぬ形で顕在化することを体験しちゃったんだけどね……

 

本当においら個人の経験なんだけれど、“当たり”の調剤薬局の経験が少ないんだよなぁ…… やれやれ