双極性障害に関する覚書

双極性障害とは?

双極性障害って、どんな病気なの?」という問いかけ。

こういった問題は、非常に答えが難しい。

あえて答えるとすれば、「思ってる以上に心が不安定になってしまう病気です」というのが、おいらの答えの一つ。


双極性障害躁うつ病と言って、ハイテンションなったり、落ち込んだりを繰り返す病気です」そう考えちゃうと、治療の流れから何かが外れてしまう。そんな不安がある。

うつ病心の風邪です」といった、あの有名なフレーズと同じように。

 

先生は病気だって言うけれど、元々こんな人間なんですよ

双極性障害では軽躁状態や、軽度抑うつ状態の判断が重要になってくる。

双極性障害は、心が不安定になっている状態」といった。軽躁状態や、軽度抑うつ状態の心の不安定さは、自動車のエンジンの不調と同じようなもの。

 

エンジン周りが多少不安定であっても、自動車はそれなりに走ることができる。

それなりに走ってる自動車を遠くから見ていても、なかなかエンジンに不調があることはわからない。

その車に乗せてもらったにしても、普段乗っていない自動車のエンジンの反応のおかしさは、やはりわからない。

たとえその車の持ち主であっても、乗り慣れていれば、乗り慣れてるほど、そのエンジンの不調は、エンジンそのものの個性だと思って、気がつくことが難しいこともある。


エンジン周りの挙動に癖がある自動車。この癖が、エンジン周りの不調によるものなのか、それとも車の個性という味というか魅力のようなものなのか。この区別は、かなり難しい。

同じように、軽度双極性障害も難しい。

個性と障害を、どこで線引きするか。その線の引き方に、治療者の判断やセンスが問われる。